会長挨拶

実習生の皆さんをお待ちしております

アカシヤの純白な花弁が歩道を彩り、時計台がライラックに映える北の都サッポロ、その周辺、石狩平野に酪農を営む道央酪農に、意欲ある皆さんを誘います。
大自然の懐にいだかれて牛を飼う生活は、規律あるなかに豊かさと人間らしい生き方を創造します。
それぞれの特色を持った牧場郡、豊かな経験、そして牛飼い哲学は皆さんに一つの指針と示唆を与えるでしょう。
北海道が持つパイオニアの精神は「備える酪農」を訓え、大地に汗を流して敬虔な労働を体験し、自己研鑽で逞しい気力を培い、相互のふれ合いで人生の機微を感じ、それが北海道という大らかな風土のなかで醸成されていきます。


道央酪農実習受入協議会
会長 中山 俊雄

雄大にして創造性のある酪農家が輩出するのも北海道が持つ特色かもしれません。
実習生活とは、酪農に関心と意欲のある研修生が、牧場主と相対で、共に学び、教え、実践することであり、画一的であったり均一的でなく、個性豊かな自主的判断ができる人造りであると思います。われわれは、喜んで教材として牧場を提供し、人間らしさに徹した教育を、牛飼い技術や酪農経営を通じて創造していきます。
先人の訓え「若人よ大志を抱け」の北海道の合言葉を体で知り、大いなる理想の酪農を創造していきたいと思います。若さ溢れる皆さんの来場、実習を募ります。

道央酪農実習生受入協議会の特徴

  1. 1.酪農後継者育成についてはデンマークで行われているカール制への大目標に向って前進すると同時に社会経済等の仕組み、時代の流れを牧場実習の中から体得し、国際競争力にたちうち出来る酪農家を育成する。
  2. 2.前項の目的を活かすため会則を設けサツラク農協組合員の中から有志で結成した。
  3. 3.酪農の真の良さを、又我々が経て来た道程の中で幾度か経験した試練を実際に語り強固な意思と決断力・洞察力等を養うことにつとめる。
  4. 4.万が一の障害事故発生に備え、牧場主の責任と負担で、労災保険に義務加入させる。
  5. 5.会員はそれぞれの経営に特色があり、しかも経営感覚は近代的であり、その大半は海外酪農視察並びに酪農研修を経験しており、その体験を十分経験の中に活かしている。なお、本人の努力により海外研修も考慮している。
  6. 6.長期間の実習にわたるので、牧場の経済的安定、家庭の明朗さなどに特に配慮を加えている。
  7. 7.実習生に対しては農業後継者を養成し、あるいは農業を体験し理解をしてもらうという立場から常時教育実習を行い、機会があるごとに研修会等に参加させる。

お問合せ先

サツラク農業協同組合 道央酪農実習生受入協議会
〒065-8639 札幌市東区苗穂町3丁目3番7号

  • TEL : 011-721-7303
  • FAX : 011-721-6310

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